議第12号 令和2年度都留市一般会計予算案(ハーフマラソン補助金)への反対討論
議第12号 令和2年度都留市一般会計予算案の一部、9款教育費、6項1目体育スポーツ奨励事業(仮称)都留ハーフマラソン大会補助金について反対の立場で討論を行います。
令和2年度(仮称)都留ハーフマラソン大会に1,500万円の補助金がついています。この事業は、参加者負担金を増加させることで補助金の減額を訴えているにもかかわらず、令和2年度の補助金1,500万円、参加費を含めた総事業費1,947万5,000円という前回より大幅に倍増されています。
これは過去4回実施されたリニアと翔る都留ロードレース大会に替わる大会であり、過去4回大会は、毎年約1,000万円という事業費をかけてきました。しかし、参加者は約1,000名前後の横ばいであり、増えていません。今回1,500名の参加者が見込まれていますが、その根拠を質問したところ、増員の明確な根拠はなく、過去4回の実施効果も明確に検証ができていないにもかかわらず、参加者及び予算の増額はおかしいのではないでしょうか。
一般質問の際に、実施効果として「道の駅つる」の売上げが増加したとの回答を頂きました。本来このような市民からの税金で実施する事業ならば「道の駅つる」の売上げではなく、市内の個人商店、飲食店、宿泊施設など、個人事業主の経済効果が見込めるように考えるべきであり「道の駅つる」の売上げを増加させるための事業ではないはずです。
今回、約21キロのコース設定であり、本市道路の道幅は狭く、歩道もない道路が大変多いため、実質的に生活主要道路を通行止めにしなくてはなりません。田野倉から古川渡周辺及び十日市場周辺、また都留インター周辺は迂回路がないため、大混雑が想定されるとともに、コース近隣の住民は、家から車で出られない、帰れない状態となることが予測されていますが、そのような予測も対策も全く検討されておらず、計画の甘さは顕著であり、市民のことを考えた事業ではありません。
私は、予算委員会で、コース設定は谷村第一小学校をスタート地点とし、改修される城南橋から十日市場、夏狩地区を通り、宝地区及び周辺を経由し、谷村第一小学校へ戻るコースに変更を求めました。このコースにすれば、学校体育館などの使用により、会場設営費、会場テント費482万円、送迎のシャトルバス代金49万円など、約500万円の予算削減ができると考えられ、令和2年度は1,000万円での開催を求めます。また、このコース変更により、個人商店及び飲食店など経済効果が大きく期待できるのではないでしょうか。
そのような代案を提示したにもかかわらず、かたくなに「道の駅つる」にこだわり、聞く耳もありません。実質的に「道の駅つる」の売上げ増加のために補助金1,500万円を投じ、都留ハーフマラソンを実施することは、行政のやることではなく、補助金の増額は断じて認められません。
また、令和2年度予算案に、複合型プロジェクト用地造成に関わる設計、調査業務委託料として1,705万円が計上されていますが、今年度の予算に造成工事費として5,000万円が計上されていますが、いまだに執行されていません。つまり、設計をする前に造成工事費を計上するというあまりにもいいかげんな予算案を作成しており、このような予算案を認めることはできません。
コロナウイルスの関係で、来年度の税収の大幅な減少が予測されているからこそ、議員報酬を削減してでもあらゆる分野を精査し、事業の削減をする必要性を考えています。(仮称)都留ハーフマラソン大会を筆頭に、再度このいいかげんな予算を精査し直すことが必要です。
最後になりますが、削減できた一部を未来を担う子供たちのために、各小・中学校のスポーツ振興に関する予算への増額を求め、(仮称)都留ロードレース大会補助金1,500万円の支出についての反対討論とさせていただきます。